ω-コノトキシン MVIIA (N-タイプブロッカー)
omega-Conotoxin MVIIA (Cone Snail, Conus magus) (N-type Blocker)
- 製造元 :
- (株)ペプチド研究所
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- CAS RN® :
- 107452-89-1
- 適用法令 :
- 毒素類
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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0.5mg
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- 注意事項 :
- ◎生物・毒素兵器の製造、使用防止のため、「毒素等」を試験研究用に使用することを確認する証が必要です。
ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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アプリケーション
概要・使用例
概要 | Cys-Cys結合を有するチャネル選択性の高いブロッカー ペプチド性イオンチャネルブロッカー 【Ca2+ Channel Blockers】 動物の細胞内液イオン濃度は細胞外液と異なります。Na+は外液に多く、K+は細胞内に多くあります。これはNaポンプ(Na+- K+-ATPase)によってNa+3分子を外にくみ出すと同時に、K+2分子を取り込んでいるからです。カチオン1分子が外に出た結果、細胞表面は負に帯電し -60~-90mVの電位差が生まれます。この細胞膜は興奮性膜と呼ばれ、神経細胞の情報伝播や、筋肉収縮の引き金としての重要な役割を担っています。 一方、Ca2+は筋肉の収縮や、ホルモン・化学伝達物質の分泌に大きく関与しています。細胞内のCa2+はほとんどが Endoplasmic reticulum(ER) に蓄えられていてfreeな形は0.1μM以下の濃度で、細胞の内外では10,000倍の差があります。このように、細胞の内外ではイオンの濃度に差があり、細胞が生きているかぎり、一定に保たれています。しかし、この濃度差は細胞が活動する時に変化します。ここで活躍するのが、細胞膜上に存在し、特定なイオンだけを選択的に通す役目を持ったイオンチャネルです。これらのチャネルには種々のサブタイプがあることがわかっています。実はこのサブタイプチャネルの解析は、ブロッカーの開発に依存してきました。例えば不可逆性Ca2+チャネルとして報告された天然ω-Conotoxin GVIA の場合、(株)ペプチド研究所は新潟大学との共同研究で、化学合成品が広く使用されたことによりN-typeサブチャネルの解析に重要なツールとして利用されるようになった経緯があります。 Ca2+チャネルは電位依存性で現在 L型、N型、T型、P/Q型、R型の5種類が知られています。このうち最も広く分布するのがL型で、心筋、平滑筋、神経、分泌細胞等に見いだされます。T型もL型と同じように多くの興奮性細胞に見いだされますが、T型はL型に比べ内向きCa2+電流の持続時間が短く一過性です。これに対し、神経細胞に特有なN型があります。さらに最近、中枢神経のPurkinje細胞にP/Q型、またR型のCa2+チャネルが新しく見つかっています。 Wako BioWindow No.109, p. 16 (2011.4) |
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物性情報
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本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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