抗Siaα2-6Gal, モノクローナル抗体(1B9), 組換え体, 溶液
Anti Siaα2-6Gal, Monoclonal Antibody (1B9), recombinant, Solution
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
| 概要 | シアル酸は生体内に広く存在し、細胞接着、遊走、ウイルスなど病原体の感染、免疫機構など様々な生理作用に関わっています。 ヒトのがんにおいて、シアリルTｎ抗原(Siaα2-6Gal)、シアリルルイスa抗原(Siaα2-3Gal)、シアリルルイスx抗原の産生が亢進されることが知られています。 本品はSiaα2-6Gal構造を認識するモノクローナル抗体です。 Siaα2-3Gal、Siaα2-4Gal構造を持つガングリオシドや糖タンパク質には反応しません。 Siaα2-6Galの結合様式はヒト型シアル酸に多く見られる構造です。ヒトの各種細胞のO型糖鎖の非還元末端に分布しています。 本抗体は組換え技術によりIgG1タイプの組換え体抗体として培養細胞で発現させた製品です。 【参考文献】 ・Hakomori, S. et al., "A monoclonal antibody directed to N-acetylneuraminosyl-α2→6-galactosyl residue in gangliosides and glycoproteins.", J. Biol. Chem., 258, 11819-11822(1983). ・Tsuchiya, S. et al., "Cell surface glycolipids of transformed NIH3T3 cells transfected with DNAs of human bladder and lung carcinomas.", The EMBO Journal, 2(12), 2323-2326(1983). ・Nakamura, M. et al., "CMP-NeuAc:Galβ1→4GlcNAcα2→6sialyltransferase catalyzes NeuAc transfer to glycolipids.", J. Lipid Research, 38, 1795-1806(1997). |
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物性情報
| 起源 | CHO cells expressed anti Siaα2-6Gal, mouse, monoclonal antibody(1B9) |
|---|---|
| 特異性 | Siaα2-6Gal構造 |
| 濃度 | たん白濃度 : 1mg/ml |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 抗NeuAcα2-6Gal, モノクローナル抗体
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
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