抗ヒトテネイシン-C, ラットモノクローナル抗体
Anti Human Tenascin-C, Rat Monoclonal Antibody
ドキュメント
概要・使用例
概要 | テネイシンは、細胞外マトリックスの一つである糖タンパク質で、器官形成初期の上皮-間充織の間質に存在します。胎児期に多く発現しますが、がん細胞や創傷治癒過程でも多く産生されており、がんマーカーとしても重要ではないかと考えられています。 本品は、ヒトテネイシン-Cのラットモノクローナル抗体で、ヒトおよびマウステネイシン-Cと交差性を示します。免疫染色に使用できます。 (和光純薬時報 Vol.76, No.2(2008), p22) (Wako BioWindow 2008.6/No.89, p11) 近年、テネイシン-Cの欠損により、アルツハイマーモデルマウスの症状改善が見られたことから、アルツハイマー病の治療ターゲットとしての可能性が見出されています。本品は、テネイシンを認識する抗体です。 (Wako BioWindow NOV.2014/別冊号 vol.1, p45) |
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使用方法 | 免疫組織染色・・・1~5μg/ml |
物性情報
外観 | 液体 |
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特異性 | ヒト及びマウステネイシン-Cと交差性を示す。 |
組成 | 形状:PBS(-)(pH 7.2) and 0.1% Sodium Azide |
濃度 | たん白濃度 : 1mg/ml |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
抗体情報
抗原名 | Tenascin-C |
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サブクラス | IgG2a・κ |
製造元情報
別名一覧
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