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N-ホルミルサッカリン N-Formylsaccharin

有機合成用
for Organic Synthesis
規格含量 :
98.0+% (Capillary GC)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
CAS RN® :
50978-45-5
分子式 :
C8H5NO4S
分子量 :
211.19
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
067-06351
JAN
4548995033352
5g
希望納入価格
6,600 円

20以上

販売元
065-06352
JAN
4548995033369
25g
希望納入価格
24,200 円
販売元
063-06353
JAN
4548995041906
100g
希望納入価格
83,600 円

ドキュメント

SDS
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 本品を一酸化炭素源として、パラジウム・塩基性存在下で有機ハロゲン化物のカルボニル化反応が進行します。

文献:T. Ueda, H. Konishi, K. Manabe, Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 8611
一酸化炭素代用試薬
カルボニル基を有する化合物は、カルボニル基のもつ反応性の高さから幅広い合成に利用される、合成中間体として重要な化合物です。カルボニル基を導入する反応として一酸化炭素を用いる反応が用いられていますが、一酸化炭素は毒性が高い無色の気体であり、取り扱いが困難であるという問題点があります。これらを解決するために、ギ酸誘導体や金属カルボニル錯体を用いた反応が開発されてきましたが、いずれも高温条件や強塩基が必要とされていました。
本品は、炭酸ナトリウムなどの弱塩基を室温で作用させることで一酸化炭素を発生させる一酸化炭素等価体です。この性質を利用してPd 触媒存在下、本品とハロゲン化物を反応させ、系内で発生させた一酸化炭素によって様々な基質のカルボニル化を容易に行うことができます。この反応は基質に対して本品を過剰に用いることなく効率的に一酸化炭素を発生させ、かつ温和な条件下で反応させることができるという特長があります。
(Wako Organic Square No.47, p7)
(Wako Organic Square No.48, p15)
(Wako Organic Square No.49, p5)
使用上の注意 アルゴン封入

物性情報

外観 白色~ほとんど白色, 結晶性粉末~粉末

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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