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Gal1レクチン, 安定型, 組換え体, 溶液 Gal1 Lectin, Stable Form, recombinant, Solution

糖鎖研究用
Glycobiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
-80℃ (ドライアイス輸送)
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
070-06401
JAN
4548995035790
50μg
希望納入価格
29,200 円

ドキュメント

SDS
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 ガレクチンはβ-ガラクトース含有する複合糖質に結合し、かつ保存された糖認識ドメインを持つレクチンの総称です。脊椎動物をはじめ、線虫、昆虫などの無脊椎動物、キノコなどの真菌類にもガレクチンが存在する事が確認されています。
 構造上の特長より3つのサブクループ、糖認識ドメインを1つ持つプロト型、糖認識ドメイン1つと糖認識に関与しない短鎖反復配列からなるキメラ型、2つの糖認識ドメインがリンカー配列で結合したタンデムリピート型に分類されます。
 糖鎖に親和性を示すレクチン活性のほか、細胞増殖、細胞死、細胞接着や遊走などの生理活性作用を示します。
ガレクチン1はプロト型のガレクチンです。
 糖鎖を介して細胞膜表面のCD3、CD4やインテグリンに結合します。プロト型ガレクチンは二量体を形成するためガレクチン1二量体を介した膜タンパク質の会合、細胞接着に寄与します。ガレクチン1はまた、活性化T細胞のアポトーシス誘導作用があり、急性・慢性炎症や自己免疫を抑制する事で免疫抑制および抗炎症作用を持つことが知られています。
 ガレクチン1はまた、酸化を受けて酸化型ガレクチン1となるとレクチン活性を失い、かつマクロファージの刺激を介して末梢神経再生を促進します。
 本品は酸化を受けるシステインを他のアミノ酸に置換したアミノ酸改変型ガレクチン1です。酸化型ガレクチン1の対照、ガレクチン1のレクチン活性から引き起こされる生理作用の研究にご活用下さい。

金属要求性:なし
平均分子量:約13.3kDa
(和光純薬時報 Vol.82, No.4(2014), p21)
特長 アミノ酸改変により、酸化を受けにくい構造になっています。

物性情報

外観 液体
起源 E. coli expressed human galectin1 (stable form) (Gal1)
活性 ・レクチン活性
・活性化T細胞アポトーシス誘導
・細胞接着
・膜タンパク質会合
特異性 ・Gal
・branched LacNAc
組成 PBS(-)

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • ガレクチン-1
    S-Lac レクチン1
    ラクトース結合レクチン1
    Lectin, galactoside-binding, soluble 1
    β-ガラクトシド-結合レクチン L-14-I
    ガラプチン
    14kDaレクチン
    HBL
    MAPK活性化タンパク質MP-12
    Gal-1
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