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フェノール-テストワコー Phenol-Test wako

排水試験用
for Waste Water Test
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
適用法令 :
安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
290-00441
JAN
4987481358805
100テスト
希望納入価格
26,500 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 フェノール類の測定は4-アミノアンチピリン法がすぐれた方法で JIS K0102-1971(工場排水試験力法)にも採用されております.
フェノールテストワコーは,4-アミノアンチピリン法により,フェノール類を簡単な操作で迅速かつ精度よく測定できるよう工夫されたフェノール測定用キットです. 本品は精製された各種試薬類を,一錠中に安走に含有させたフェノール発色試薬錠(Phenol Colorant)と専用の目盛付試験管および色調表とからなっており,工場排水の現場管埋には最適のものです. また分析試験室においても,フェノール発色試薬錠で発色させ,フェノール類を正確に測定することもできるなど発色試薬としても使用できます. 別にフェノール発色試薬錠のみも販売いたしておりますので,フェノール発色試液の代用としてもご使用下さい.フェノールテストワコーの特長(1) 操作が極めて簡単です. 検水にフェノール発色試薬錠を加えるだけで,誰でも,どこでもすみやかに測定することができます. すなわち本品一錠中には,一検体中のフェノールを測定するに必要な薬品類のすべてか含まれています. (2) 高感度です. 1ppm以上のフェノール類か測定できます. (3) 使用範囲が広い. 工場排水試験方法(JIS K0102-1971)にも利用できます. すなわち常法に従い処埋した検水10mlを用い,その都度調製された 4-アミノアンチピリン溶液およびフェリシアン化カリウム溶液を加える代りにフェノール発色試薬綻一錠を加えて発色させ,測定することもできます. 測定法の原理検水10mlにフェノール発色試薬錠一錠を加えて溶かすと,反応液は弱アルカリ性(pH7~10)となり,微量のフェノール(1~10ppm)がフェノール発色試薬錠中に含まれる 4-アミノアンチピリンおよびフェリシアン化カリウムと反応し,赤色の色素を生成します. 生成した赤色の色調からフェノールの量(ppm)を知るものです. この方法ではべンゼンならびに縮合多核べンゼンに水酸基が置換したフェノール類の他に,水酸基のo-あるいは m-位に置換基の配位したフェノール誘導体も同色調の色素を生成します. したがって本法で測定されるフェノール類は,生成された色素の濃度と等しい濃度を示すフェノール(C6H5OH)の量にすべて換算して表わされます. また一般に p-配位フェノール誘導体は4-アミノアンチピリンとは反応しにくいため,これらの定量は別法(工場排水試験万法 JIS K0102-1971など)によって下さい. [コード番号]  ・フェノールテストワコー……290-00441  ・フェノール発色試薬錠……298-00741
(ANALYTICAL CIRCLE 2014.9/No.74, p11)
構成 (1) フェノール発色試薬錠(Phenol colorant)……1びん(100錠)(2) 色調表……1枚(3) 試験管(5ml および10ml の刻線入り)ポリ栓……2本(4) ピンセット……1本
使用方法 (1) 添付の試験管の上の線まで検水(約10ml)をとります. (2) フェノール発色錠一錠を加えます. (3) 試験管にポリ栓をして錠剤が先全に溶け終るまでよく振ります. (4) 黄色~赤色に発色した検液を添付の色調表と比較して,フェノール含有量(ppm)を読みとります.
使用上の注意 (1)フェノール発色試薬錠は水分によって変質し易いものです. 使用の都度,添付のピンセットで取り出し,直ちに密栓し,光をさえぎり保存して下さい. 検水に色や酸化性物質,還元性物質(硫化水素,二酸化イオウなど)を含む場合は,測定値が多少影響されます.検水が濁っていたり油分あるいはタールを含む場合は乾燥したろ紙でろ過したろ液について発色させて下さい. なお,正確を期される場合には工場排水試験力法(JIS K0102-1971)に従い前処埋を行ったのち測定して下さい.(2)検水中のフェノール含有量が10ppm 以上の場合は 5ppm 前後になるように水で希釈して測定して下さい. 得られた値に希釈倍数を掛けてフェノール含量を求めます. (例)検水 5ml を水で 50ml に希釈後,その10ml をとり試験したとき 5ppm であれば,検水中のフェノール含有量は 50ppm (5ppm×50ml/5ml)となります.

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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