一重項酸素検出用蛍光プローブ
Si-DMA for Mitochondrial Singlet Oxygen Imaging
- 製造元 :
- Dojindo Molecular Technologies, Inc.
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- 分子式 :
- C35H37ClN2Si
- 分子量 :
- 549.22
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
2μg
|
|
6 |
|
ドキュメント
概要
「SI-DMA for Mitochondrial Singlet Oxygen Imaging」はミトコンドリアの一重項酸素を特異的に検出する蛍光プローブです。既存の一重項酸素検出試薬は細胞膜を透過しないため、細胞内の一重項酸素を検出することができませんでした。しかし、本製品は細胞膜を透過し、ミトコンドリアに集積するため、細胞内一重項酸素の蛍光イメージが可能になりました。
- 本製品は大阪大学の真嶋 哲朗先生らにより開発された製品です。
Si-DMAの測定原理
一重項酸素検出試薬 SI-DMAは、silicon rhodamine(SiR)骨格を蛍光団とし、一重項酸素反応部位といしてジメチルアントラセンを有した構造を持つ蛍光プローブです。SI-DMAは、容易に細胞膜を透過し、ミトコンドリアに集積後、選択的に一重項酸素と応答して強い蛍光を発します。
一重項酸素とは
一重項酸素は、活性酸素種の一つであり非常に強い酸化力を持ちます。皮膚のシミやシワの原因になることが知られており、化粧品分野ではこの一重項酸素を消去する化合物の探索が進められています。一方、医学分野(特にがんの治療)においては、光感受性物質とレーザー照射により発生した一重項酸素の酸化力によりがん細胞を破壊する光線力学的治療の研究が進められており、細胞内における一重項酸素レベルを検出できる試薬が望まれています。
詳細はメーカーサイトをご覧ください。
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。