レビス® リウマチ因子IgM型-マウスELISAキット
LBIS Mouse IgM Rheumatoid Factor ELISA Kit
- 製造元 :
- 富士フイルムワコーシバヤギ(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
96回用
|
|
1 |
|
ドキュメント
概要
リウマチ因子は慢性関節リウマチ患者血清の70~80 %に認められるIgGのFc部分に対する自己抗体で、病態と密接に関連していると考えられています。ヒトと同様な自己免疫疾患を自然発症する実験動物や人工的に炎症を発症させた実験動物を使用して自己免疫疾患の機序解明と新薬の研究が今日進められております。自然発症する代表的なマウスの系統としてはMRL/lprマウスが多くの実験に使用されています。MRL/lprマウスはリンパ節腫瘍と共に腎炎、血管炎、関節炎をかなり高率に発症するので、ヒト慢性関節リウマチ (RA) のモデルを含むヒトの自己免疫疾患の発生機序を解明する有効なモデルとなっています。MRL/lprマウスの血清中に検出される自己抗体には、IgG型リウマチ因子 (RF)、IgM型リウマチ因子 (RF)、抗ssDNA抗体、抗dsDNA抗体、抗Sm抗体等があります。
本キットはこれら疾患動物血清中のIgG型リウマチ因子の抗体価を標準抗体価検量線を用い、ユニット換算させることにより測定間での数値的な比較を可能にしました。
特長
- 短時間 (全反応時間:4時間20分) で測定可能
- 微量な試料で測定可能
- 環境に優しい防腐剤を使用
- 全ての試薬が溶液タイプで即座に使用可能
- 高い再現性
製品情報
検体
マウスの血清・血漿
標準曲線範囲
15.6~1000 mU/mL
操作法・標準曲線(例)
-
操作法
抗原固相化96ウェルプレート ↓ 洗浄 3 回 ↓ 希釈検体または標準溶液 100μL ↓ 攪拌、室温、2時間静置反応 ↓ 洗浄 3 回 ↓ 標識抗体 (ペルオキシダーゼ結合抗体) 100μL ↓ 攪拌、室温、2時間静置反応 ↓ 洗浄 3 回 ↓ 発色液(TMB) 100μL ↓ 攪拌、室温、20 分間静置反応 ↓ 反応停止液(1M H2SO4) 100μL ↓ 攪拌 ↓ 吸光度測定(主波長450 nm、副波長620 nm) 室温:20~25 ℃
-
標準曲線(例)
データ
交差性
マウスIgGとの交差性は検出感度以下
精度試験 (アッセイ内変動)
平均C.V.値は8.1 % (n=30)
再現性試験 (アッセイ間変動)
平均C.V.値は7.6 % (n=30、3日間)
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。